体長約8.3cm。オスでありながら8cmを越えるのだから、やはり本種もかなり大型のカマキリ。

しかしながら、本種は（個体差もあるだろうが）他の大型のカマキリよりかなり大人しく、手で掴んでも１回カマでガッと挟むだけですぐに離すし、カメラを近付けても逃げようともせず無頓着にホイホイと登ってきた。

写真ではストロボの光で色が飛んでしまってわかり辛いが、頭部から羽までの背側の中心部が薄く茶色がかる。それから↑の個体は採集される直前に何か体液の多い獲物を食べたらしく、顔とカマが少し汚れていた。

昔、本種のメスらしきカマキリをショップで見た事があるが、珍奇美麗種が続々と入荷している現在、今更こんな地味な種の入荷はもう無いだろうなぁ。